育児には、悩みが付きものですよね。
私は、娘が生まれてから1歳半になるまでの間、辛い育児ノイローゼに悩まされていました。
今思えば、「もっとこうすれば良かったな・・・」ということもありますが、私の性格上どうやったって育児ノイローゼは回避出来なかったと思うんです。
でもだからこそ、もう少し自分のことを理解して冷静に対処すれば良かった。
娘が3歳になった今、ふとそんなことを思ったりするのです。
ということで今回は、私が育児ノイローゼになった原因と、今だから思う育児ノイローゼ解消法をまとめてみたいと思います!
私が育児ノイローゼになった原因
育児ノイローゼのピークど真ん中にいた時って、本当いっぱいいっぱいで、正直、自分の状況を冷静に見ることは出来ませんでした。
原因とか解決策とかもちろん分からず、ただただストレスが酷くて辛かった・・・という状況です。
ですので今回書く内容は、今だから思うこと、そして分かること。
育児ノイローゼのピークが過ぎて、比較的穏やかに子どもと向き合えるようになった今だからこそ、やっと見えてくるものがあったんです。
ということで、まずは私が育児ノイローゼになった原因から挙げてみたいと思います。
▼育児で大変だったことを振り返ってみました!
自分の時間が全く無くなった
「子どもが生まれると自分の時間が無くなるよ!」
これは、出産を経験した方であれば一度は耳にしたことがある言葉ではないでしょうか。
私も出産前にいろんな人から散々言われてきました。
でも当時の私は、「自分の時間っていっても、私ってこれといった趣味もないインドア派だし〜!そこまで今までの生活と変わりないっしょ!」なーんて、思っていました・・・。
まぁー呑気でした。(笑)
その頃の自分に言ってやりたい!!!
「何言ってるのさ!!趣味があるとか無いとかそういう問題じゃなく、あんたの望むこと、何一つ出来なくなるんだよ!!!」
と。
というのも、私の好きなことって、
- ゆっくり味わいながら自分のペースで食事をする。
- 気の向くままに、時間を忘れてボーッとする。
- ボーッと音楽を聴き、たそがれる。
- ボーッと考えごとをする。
- 夫とゆっくり晩酌。
ですから。
いや、私ボーッとし過ぎですね(笑)
そう。
お子さんがいる人はお分かりだと思いますが、子どもが生まれると、これら何一つ出来なくなるんですよね。
厳密に言うと、「誰かの協力が無いと何一つ出来ない」ということですね。
この事実を私、子どもが産まれてから知ることになったのです。
やりたい事が一切出来ないって、とんでもないストレスなんですよね。
なんというか、逆にちゃんとした趣味があれば良かった・・・とも思いました。
テニスとか釣りとかサーフィンとかさ!(やたら意識高い趣味だな!(笑))
ちゃんとした趣味があった方が、家族にも協力を求めやすい気がしますし。
「ボーッとしたい!」とはなかなか言えなかった・・・な。(笑)
育児には一区切りが無い
育児には、一区切りというものがありません。
例えば仕事だと、「よし!ここまでやったら一区切り!今晩は友達誘ってパーッと飲みに行こう!」なんて一区切りつくタイミングを自分で作る事が出来ますが、育児にはそれが無いのです。
ずーっと戦闘態勢が続く感じ。
ずーっと気が抜けない。
ずーっと戦っているから、常に神経使って目はギラギラです。
気付くと私、奥歯をずっと噛み締めっぱなしでした。
私の場合、第一子だったので特にも酷かったのかなとも思いますが、「終わりの見えない戦いとはまさにこのことだ!」と思いましたね・・・。
「私って、いつ息抜き出来る?」
「どこまで頑張ったら一区切り?」
私の考え方の癖の一つで、「計画を立てて一つ一つを消化していく」という自分ルールみたいなものが昔からあってですね。
育児もそれに当てはめようとしていたんです。(今思えば、これがストレスの一番の原因だったかも・・・。)
いや、この考え方自体は悪くないと思うんですよ・・・。
ただ、育児に当てはめたのは間違いだった(泣)
ぜんっぜん思い通りに計画が進まない。
いつまで経っても「一区切り」が訪れない!
そんなこんなで、ストレスが膨大に膨らんでいきました。
人生の学びが全く役に立たない
出産するまでの人生約30年、いろいろな経験をしてきました。
学校生活、社会人生活、人間関係。
たくさん苦労し、時には自分と向き合ったり、様々な場面においていろいろなことを学んできたつもりでした。
「物事はこう考えれば自分が楽なんだ」とか、「作業はこうやれば効率が良いのね」とか、そういう経験をしたからこそ身についたワザみたいなものって、誰しもが少なからず持っていると思うんです。
年を重ねたからこそ分かってきた自分ルールみたいなものですね。
そして迎えた我が子との生活!
今までの学びをフルに生かして、よし!頑張るぞ!!
と意気込んでみたものの・・・
ア、アレ・・・?!
なんかおかしい・・・?!
今までの学びが全然通用しないんですけどー!!!
何これ、イレギュラー対応ばっかり!
ひぃーーー!
「マジで、育児ってやばい!」
産後間も無くして、私はそう悟ったのでした・・・。
今だから思う!育児ノイローゼ解消法!
冒頭で述べましたが、私の性格上(心配しがち)、育児ノイローゼは完全には避けられなかったと思っています。
でも、もっと上手にやり過ごすことはできたのでは?と思っていて。
そこで、今だから分かる育児ノイローゼ解消法をご紹介してみたいと思います!
▼自分磨きもストレス発散方法の一つ\(^o^)/
子どもと離れる時間を作る
子どもを一人で見ているときって、常に頭はフル回転です。
家事などをやりつつも、子どもからも決して目を離さず・・・。(何しろ、子どもの命がかかっていますからね。)
これって、2つの作業を同時にやっていることになりますから、本当に神経使います。
頭がいっぱいいっぱいの状況って、呼吸は浅くなるし視野は狭くなるしで、結果としてイライラも止まらなくなるんですよね・・・。
うわぁぁぁあああ!!!っとなるタイプのイライラです。
これって、自分にとっても家族にとっても良くない状況ですので、まずは子どもと離れる時間を作りましょう!
働いていないママが子どもと離れる方法っていくつかありまして、
- 実家や義実家で預かってもらう
- 夫に任せて出かける
- 保育園などの一時保育を利用する
代表的なものはこんなところでしょうか。
それぞれの家庭に合う方法を探す形になりますが、ちなみに我が家は転勤族のため、1の方法は出来ません。
となると、2か3の方法となるわけで、夫に任せて出かけるというのは私も何度かやりましたが、自分にはちょっと向いてないなと思っちゃいましたね。(笑)
決して、夫が育児慣れしてない訳でも無いし、子どもを「預けている」気持ちになっている訳でも無い。
夫も「ゆっくりしてきな〜」って言ってくれているけど、でもなんか気になってしまう。
何かがずっと気になるんです。
それって多分、自分自身に納得がいってなかったんですよね。
「家族3人一緒にいられる状況なのに、自分一人が出かけて本当に良いの?」って。
いや、全然それもアリだと思うんです!
何度も言いますが、あくまでも私の場合の話です。
なので、私の場合は3の保育園にお願いする方法が良いかなぁという結論に行き着きました。
そして、我が家は一時預かりではなく、認可外保育園に入所させたのですが、結果としてこれが一番しっくりくる方法でした。
繰り返しになりますが、子どもと離れる方法については、それぞれの家庭の事情などもありますから、一番ベストな手段を選んでくださいね。
隙間時間にストレス発散癖をつける
育児に一区切りは無い!というお話はしましたが、それってつまり、「子どもがお昼寝したら〇〇をしよう!」みたいな計画を無意識に立ててしまっているのが危ないな!と思ったわけなんです。
もう極論になってしまいますが、育児中は計画を立てない!ということですね。
期待するから辛くなる。
期待するから悲しくなる。
期待するからストレス爆発。
これ本当。
一区切りなんて付かなくたって良いじゃない♪
子どもがおもちゃに夢中になった一瞬の隙にスイーツ一口食べちゃいましょう!
アロマオイルを手首に一滴垂らすくらい、一瞬で出来ますよ!
そう、隙間時間と書きましたが、隙間にも値しないような一瞬の隙でも良いのです。
一区切りを待つよりも、子どもと向き合いながら、ちょいちょい自分の気分が上がるハッピーなことを取り入れていった方が断然幸せです。
とにかく、計画を立てない、そして期待しない。
一区切りを待たないことが重要です!
仕事をする
こちらも、方法は違えど、先に紹介した「子どもと離れる時間を作る」と同じ意味合いになります。
一時預かりですと、やっぱりどうしても「一時的」なんですよね。
なので、短時間ではリフレッシュ出来ない!というママは、思い切って外に働きに出ちゃうというのも一つの方法です!
私がまさにこのパターンでしたが、家庭や育児から解放され、「職場」という新しい居場所を作ることで、イライラやストレスが激減しました。
当然、働くとなると大変なことも多いですが、その大変ささえも充実感に感じるくらい、心が生き生きしてすごく気持ち良かったんです!
何よりも、一旦育児から離れることで、子どもに対して優しく出来るのが何よりも嬉しかった・・・!
もちろん、働くことに関しては様々な考えがあると思いますので、決して働く事が一番良い!とすすめる訳ではありません。
もし、育児のストレスがすごく辛くて、いろいろやって万策尽きた・・・と思ってる方は、一つの方法として参考にしていただけたら幸いです。
働くのが難しい方はこんな方法も!
育児ノイローゼで辛いあなたへ
今回は、私の経験を元に、育児ノイローゼの原因とその解消法についてお話させていただきました。
一言で「育児」といっても、その大変さは十人十色。
私のケースに全ての方が当てはまるわけではないと思いますので、「こういう考え方や方法があるんだな〜」と、良さそうな部分だけ取り入れていただけたら嬉しいです。
子育てする環境や状況って本当に様々ですからね!
とにかく一つ言えることは、無理せず我慢せず頼りつつ、時には自分を甘やかしながらゆったりといきましょう。
ママの幸せは家庭の幸せに繋がりますから♪
あなたとご家族の毎日が、より豊かで幸せな日々になりますように。